ドメインの取得方法3選!ホームページ作成で必要なドメインとは?

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ホームページ作成を進める中で、必ず必要になってくるものがいくつかありますが、その中のひとつに「ドメイン」があります。

ドメインという言葉を聞いたことはあるでしょうか?

また、一体ドメインがどのようなものか、説明をすることはできるでしょうか?

今回は、ドメインについて詳しく解説しながら、どうやったら取得できるかもご紹介したいと思います。

ドメインの意味と使い方

ドメインは「インターネット上の住所」と例えられています。

私たちも、どこかへお店を探したり、郵便物を送るときは住所を頼りにすると思いますが、インターネット上でもそれは同じ。

住所を頼りに、ホームページを探したり、メールを送信したりしています。

その住所こそが、ドメインです。

ドメインとホームページの関係性

ドメインはホームページの住所のようなものですが、一体どういう仕組みで住所になっているのでしょうか。

ドメインとホームページがどのように結びついているのか、簡単に解説をしてみたいと思います。

ホームページがインターネット上に存在する方法

ホームページは、インターネットの中にある『サーバー』と呼ばれる場所に作ることができます。

このサーバーはマンションのようなもので、管理者の方と契約をすると1室を借りることができます。

そこにホームページ…つまり自分の部屋が出来上がります。

現実の世界でマンションの1室を借りると、そこには住所があり、部屋番号があるかと思います。

その住所と部屋番号を頼りに、あなた宛に手紙や荷物が届いたりしますし、お友達を招待するときも、その住所と部屋番号を伝えるのではないでしょうか?

ホームページもこれと全く同じで、そのマンションの1室には、それぞれ住所と部屋番号が割当られています。

現実の世界では、住所は都道府県名などを利用していますが、インターネットの中を歩き回るコンピューターは数字しか読むことができません。

そのため、ホームページの住所はすべて数字で記されています。

識別しやすいようにする

ホームページに数字の住所が割り当てられ、広いインターネットの中でもすぐに探すことができるようになりました。

しかし、この数字の羅列……私たち人間にはちょっと覚えづらいですよね…。

見間違いもありそうですし、これではホームページも気軽に使えません。

そこで、人間にもわかりやすい表記に変更して表示をすることにしたのです。

ただし、インターネットは日本だけでなく全世界共通で使えるもの。日本語にしては読むことができない方もいるため、アルファベットを利用しています。

それが『ドメイン』です。

どうでしょうか?これなら数字の羅列よりもずっと読みやすいですし、見やすいですよね!

ドメインはどうやって手に入れるのか

サーバーに1室を借りることでホームページに住所が割り当てられますが、ドメインはどうやって割り当てられるのでしょうか?

ドメインも、自分が住みたい部屋を選べるように、つけたいドメインを選ぶことができます。

しかし、同じドメインを複数の人が同時に使うことはできません。

これも部屋と同じで、1つの部屋に許可なく知らない人が住めないのと同じで、ドメインも先に選んだ人が所有する形になっています。

マンションやアパートに管理会社がいるのと同じで、ドメインもしっかりと管理をしている会社があります。

その管理会社が、同じドメインが複数の人に使われないように管理を行い、住所に割当を行っているのです。

私たちがドメインを使いたい場合は、この管理会社に連絡をして、使いたいドメインが他の人に使われていないか確認をする必要があります。

マンションやアパートを使う人は家賃を、一軒家を建てる場合は土地代を支払うのと同じで、ドメインも使用料金がかかります。

こうした手順を経て、使用料金を支払うことでドメインが使えるようになります。

このように、ドメインを管理する会社はまとめて『レジストラ』と呼ばれています。

ドメインを管理するレジストラはいくつも存在していますが、情報は共有しているのでどこでドメインを購入しても問題ありません。

いろいろあるドメインとその使い分け

ドメインがどんなものかわかったところで、もっとドメインについて詳しくご紹介をしたいと思います。

というのも、ドメインにはいくつかの種類があって、それぞれ使い分けをする必要があるからです。

ドメインを使おうとする際に、よく聞く用語やドメインの種類に焦点をあてて、代表的なものをご紹介していきます。

独自ドメイン

『独自ドメイン』は、レジストラから購入した自分だけのオリジナルドメインです。

では、レジストラからドメインを購入する前はどうなっているのかというと、実はサーバーを管理している会社が仮のドメインを用意してくれています。

これを『初期ドメイン』といい、サーバーの管理会社名が入った状態のドメインです。

もちろんこのままでもホームページは作成できますが、自分がつけたいドメインを自由につけるためには、レジストラで独自ドメインを購入して入れ替える必要があります。

サブドメイン

『サブドメイン』は、独自ドメインを利用してつくるドメインで、独自ドメインを一部含んだ状態のドメインです。

サーバーが用意してくれる初期ドメインも、このサブドメインを利用して作られており、サーバーの会社が持っている独自ドメインを間借りしているイメージでしょうか。

サブドメインで分かりやすい例といえば、Yahoo!が使っているサブドメインです。

メール、ショッピングなど、サービスに合わせてサブドメインを使っており、どういったサービスなのかをわかりやすくすると同時に、Yahoo!だと認識ができますね。

TLD(トップレベルドメイン)

ドメインは、複数の文字からできています。

というのも、ドメインは世界中で利用されているため数が多いため、より管理をしやすくするために、細かく分類をしているからです。

この分類は、ドメインの中にある「.(ドット)」で区切られており、ドメインの最後のドットから後ろは、管理会社が複数提供している中から選択する形になっています。

ドメインのすべてを自由にするより、選択式にした方が管理がしやすい、というわけですね。

この、最後のドットから後ろを『トップレベルドメイン』と呼んでおり、その頭文字が取られて『TLD』となります。

TLDは、ドメインの利用者が増えるにつれて進化をしていき、見ただけでわかるようなものから、意味が込められたものまで、いろいろな種類が提供されています。

その中でも、特によく見かけるTLDを2つご紹介します。

gTLD

『Generic Top Level Domain(分野別トップレベルドメイン)』と呼ばれ、頭文字を取って『gTLD』です。

分野別というのは、サービスや職業、物事の分類などを指しており、その内容にあわせたTLDを選択して使うことができます。

分類はされていますが、基本的にgTLDは使用するために特別な制限は設けられていません。

そのTLDの分類を見て、自分がホームページに使うのにぴったりだ!と思うものを選ぶことができる、一般的なTLDです。

ccTLD

『Country Code Top Level Domain(国別トップレベルドメイン)』と呼ばれ、頭文字を取って『ccTLD』です。

こちらは、国や地域を表しているTLDで、その場所に住んでいる、もしくはその国や地域でホームページを作成する際にしか選ぶことができないドメインです。

日本でホームページを作成する時に使えるccTLDは「.jp」で、これは日本の「Japan」から2文字を取ってつけられています。

よく見かけるTLDだと思いますが、実は日本の専用ドメインだったんですね!

ドメインの取得方法3選

それでは、いざ自分がドメインを取得しようと思った時に、どんな方法で取得することができるのでしょうか?

主に3つ方法があり、自分が作りたいホームページによって選ぶことができます。

無料サイト作成サービスを使う

この方法は、一番手っ取り早くドメインを使うことができ、さらにはサーバーもセットでついてくるお得な方法です。

「Wix」「Jimdo」「STUDIO」「ペライチ」といったサービスを聞いたことがあるでしょうか?

これらは、難しい知識が必要なく、手軽にきれいなホームページが作れるオンライン上のサービスです。

こういったサービスは、サーバーとドメインをセットで貸し出してくれるので、登録をするだけでOKです。

しかも、無料のサービスが多いので、ホームページ制作をはじめてするという方にはおすすめです。

ただし、サブドメインで提供されている事が多く、制限事項も多くあります。

サービスを提供している会社のルールに従ってドメインを決める必要もあるので、自分で自由に決めたい!という人にはあまりおすすめできません。

サーバーの初期ドメインを使う

サーバーを自分で借りることができる場合は、サーバー会社が提供している初期ドメインをそのまま活用することも可能です。

サブドメインではありますが、自分で決めた文字列を入れることができるため、名前や会社名を入れたい人でも使えます。

また、サーバーを借りた時に設定もしてくれるので、手間なくドメインを使い始められます。

趣味でブログを作りたい人や、ポートフォリオサイトを作りたい人などは、初期ドメインでも十分運営が可能です。

もちろん、サーバーを借りる時に費用が必要になるため、それなりのコストがかかります。

また、サブドメインの特性上、サーバー会社のドメイン名が入るため、会社や個人のブランディングが気になる…という方にはおすすめできません。

レジストラから独自ドメインを購入する

最後は、レジストラから直接独自ドメインを購入する方法です。

レジストラは日本にもあり、すべて日本語で対応ができるため、自分で直接購入することも可能です。

基本的には、レジストラのサイトで使いたいドメイン名を検索すると、どのTLDとの組み合わせが使えるかを調査してくれるので、選択するだけで取得できます。

完全オリジナルのドメインを使いたい、名前や会社名が分かりやすいドメインがいいという方にはおすすめの取得方法です。

ただし、ドメインの取得、さらには使用権利を維持するために、定期的な費用が必要です。

サーバーとの設定や、使い続けるための管理は自分でする必要があるので、ある程度の専門知識が必要となります。

ちなみに、このブログはレジストラから独自ドメインを取得して使っています!

理由は、ブログの名前をドメインに入れたかったから!

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ドメインについてのまとめ

ホームページを閲覧する時に欠かせないドメイン。

普段何気なく見ているかもしれませんが、実はインターネット上の住所のような存在で、人間向けに作られた見やすい表記だったんですね。

取得をするためには他と被らないようにしたり、どこで取得をするかもしっかりと考えて選ばないといけません。

これからドメインを見るときは、そういった点にも注目してみると、ホームページのこだわりが見えるかもしれません。

ドメインを取得しようと思っている方は、どんなドメインをどこで取得するかをぜひ考えてみてください!

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